岡田 久美子

K u m i k o O k a d a

久しぶりの国体出場で最高の結果
恩師へ、仲間へ捧げる圧巻の勝利

8月に世界陸上、9月には全日本実業団対抗と大きな大会が続き、疲労が抜けきれていない状態でした。このコンディションでは記録は狙えないと感じていましたが、国体はチーム戦でもありますので「勝つこと」にこだわって歩こうと決めました。
ただ、国内のライバル選手たちも確実に力をつけてきていることは知っていましたし、連戦の疲れもある。「簡単には勝たせてもらえないだろうな」と、気を引き締めて練習に臨みました。
練習場所は志賀高原を選びました。9月の残暑を避け、涼しいところで体をリカバリーさせながら、スピード練習中心のメニュー。今年のピークを世界陸上の20㎞に定めていましたから、国体の10㎞で勝つためにスピードをつける必要があったのです。
結果的には、後続に差をつけて優勝することができました。調整が難しかったなかでも結果が残せたことは、今後の自信にもつながります。良いタイムが出せればもっと良かったですが、自分としては満足できるレースでした。
何より嬉しかったのは、埼玉の入賞に貢献できたことです。国体では大学3年生のときに、直前で出場を取りやめて迷惑をかけたことがあります。それ以来の出場で、埼玉の先生方に対し申し訳ない気持ちがあったのですが、皆さん「待ってたよ」と暖かく迎えてくれて…。その優しさに少しは報いることができたかなと思っています。
今後の目標は、来年2月の日本選手権で優勝し、なおかつ派遣標準記録を突破してリオ五輪の内定を掴むことです。今回の優勝をバネにして、ぜひ成し遂げたいですね。

岡田 久美子

所属:ビックカメラ

生年月日:1991年10月17日

自己ベスト:

20km/1.29.46(2015.3 全日本競歩能美)日本歴代5位