藤光 謙司

K e n j i  F u j i m i t s u

最悪のコンディションを覆す勝利
この経験をリオへ、そして次代の埼玉へ

今季個人最終戦となる大会。シーズン通して調子が良かったため、スッキリした形で締めくくりたいと思っていました。しかし実は脚に違和感があり、前日まで出場するかどうか迷うほどにコン ディションは良くなかったんです。そこで準備不足であることは割り切って、その中で最善のパフォーマンスをすることだけを考えました。
そんな状態でしたから、前半は自分の走りを確認しながら、勝負は中盤以降にと考えるようにしました。序盤に置いていかれないように、後半勝負できる位置を取ることに集中。それがうまく機 能して優勝という最高の結果を得ることができました。ベストコンディションでなくても、走りをまとめられる自信もつきました。

国体の結果を踏まえて、2016年・リオ五輪に向けてもう一段階グレードアップすることが今後の課題。そのために世界選手権やダイヤモンドリーグなど、世界レベルで緊張感を味わえる大会に 出て、自分の体を慣れさせたいと思います。そういう機会をリオまでにひとつでも多く経験したい。そして個人のファイナルを目指したいですね。

国体は世界を知っている選手を身近で見られる貴重な大会。また成年選手と少年選手が交流を持てる場でもあり、成年選手はみんなシーズン後半の身体がキツイなかでも、その意義を持って 少年選手に接しています。自分が少年であればとてもうれしいことだと思いますし、そんな姿が若い選手の目標達成のヒントにつながればいいなと思います。

藤光 謙司

所属:ゼンリン

生年月日:1986年5月1日

自己ベスト:

100m/10.28(2014.6 布勢スプリント、2014.10 国体)
200m/20.13(2015.7 SpitzenLeichtathletik)日本歴代2位