皇后盃 第36回 全国女子駅伝

前半の好走を守りきれず。
総合25位

兵庫県代表の優勝で幕を閉じた『皇后盃 第36回全国都道府県対抗女子駅伝』(1月14日、京都・西京極陸上競技場発着9区間42.195㎞)。埼玉県代表は昨年の18位から順位を7つ下げて総合25位でのフィニッシュとなった。前半4区までは10位と力走したが、その後はじわじわと優勝争いから遠のいていった。

昨大会に1区区間賞をマークした阿部有香里(しまむら)が不在となった今年の埼玉県代表。澤口功監督は「阿部選手はいないが、第1~3区に力のある選手を揃えた。そこでいい流れを作り、4~7区の高校生がつなぎ、アンカーの菊地選手が優勝争いに加わる」とレースプランを立てた。前日の選手・スタッフミーティングでは澤口監督自ら選手たちにゼッケンを手渡し、みんなの前で「序盤から確実に8位争いを展開していこう」と檄を飛ばした。

また、中学時代に区間賞をマークし、初のふるさと選手として埼玉県代表入りした2区の中川文華(積水化学)は「アンカーの菊地(優子)選手にいい順位でタスキを渡せるようにみんなで力を合わせましょう」と抱負を述べた。

翌日、12時30分にレースがスタート。1区は「いい流れでタスキを渡したい」と話していた豊川真里奈(しまむら)が21位ながらトップとは21秒差で2区の中川文華へ。その中川が区間8位の力走を見せて12位へ順位を上げると、3区の鈴木理菜(美里・美里中学校)がさらに3つ順位(9位)をあげた。そして「流れを壊さないように」と話していた4区の高野みなみ(埼玉栄高)が10位で5区へとタスキをつないだ。だが、5区の山賀瑞穂(埼玉栄高)が区間31位で失速すると、6区の大塚沙弥(大宮高)は区間15位、7区の金森遥(昌平高)が区間26位、8区の四元桃奈(さいたま市立大宮西中学校)が区間18位と苦しみ、15位でアンカーの菊地優子(ホクレン)へ。「みんながつないでくれたタスキを一つでも上の順位へ」という想いで走った菊地だったが、残念ながら区間43位で順位を大きく落とす結果となった。最終順位は昨年より7つ下回る25位。タイムは昨年より3秒遅い2時間21分53秒だった。澤口監督は「選手たちはよく頑張ったと思います。でも率直な感想としては残念というほかない」と肩を落とした。

澤口 功監督

前半は4区の高野選手まで優勝ラインが見える走りができていました。

でも、戦前からレースのポイントに挙げていた後半の我慢の区間をしのぎきれなかった。とはいえ、1区の豊川選手や2区の中川選手などはこれから埼玉の中心選手になることを予感させるいいレースができたと思いますし、3区の鈴木選手もいい走りで自信をつけたはず。

総合25位は残念ですが、今後につながる明るい材料もあったと思います。